三浦知良 驚異の「サンバな50歳」伝説11!(1)ミラノのホテルが大歓迎!
2月26日の開幕戦、J2戦にしては異例となる1万3000人を超える観客がニッパツ三ツ沢球技場に押し寄せた。試合後、なんとピンクのスーツ姿に着替えて登場したカズこと三浦知良は、
「60歳まで頑張りたい」
と、200人の報道陣に向かって豪語した。Jリーグ最年長出場記録を更新し続けるキング節を止められる者はもはや誰もいない。
スポーツ紙記者が証言する。
「50歳の誕生日を開幕戦にドンピシャで合わせてくるとは、まさに持ってる男の証しでしかありません。誕生日は報道陣の前で祝うのが恒例となっていますが、紫、赤、スカイブルーなど毎年必ず極彩色のスーツを新調しています」
このド派手スーツは1着数十万円という高級品だという。
「私服がスーツというくらい、おしゃれ好きのカズはふだんは黒や紺などシックな色のスーツを着ています。特にイタリアのブランドが大好きで若い頃には高級店に出向き、端から端までスーツをまとめ買いしていたほど。今では本人でも何着持っているかわからないようですが、西麻布にはスーツ専用のマンションを所持しています。誕生日に仕立てた極彩色のスーツは誕生日が終わると『これはもう着ないね』と、ポイッと友人にあげてしまうそうです」(前出・スポーツ紙記者)
ちなみにカラフルなスーツを選ぶ理由は、マイナー競技だったサッカーを新聞のカラーページに載せるための普及活動なのだとか。
そのイタリア好きの由来はサッカー、ではなくイタリアンマフィアの抗争を描いた巨匠フランシス・F・コッポラ監督の映画「ゴッドファーザー」にあるというではないか。
サッカーライターが、その敬愛ぶりを明かす。
「何度も繰り返してDVDを見直しているのはもちろんのこと、イタリアに移籍した際には真っ先にイタリアンマフィアの発祥の地・シチリア島を表敬訪問しているほどです。今でも毎年オフになるとプライベートでイタリア・ミラノで豪遊しているのですが、カズがホテルに到着したとたん、ゴッドファーザーの『愛のテーマ』がピアノ生演奏で奏でられ、最大限の歓迎を受けるといいます」
イタリアではドン・三浦で通っている!?
15歳でブラジルに渡り、「第2の故郷はブラジル」と言うカズだが、なぜかイタリア好きエピソードはまだまだ数限りない。
「ふだんはお抱え運転手の国産ワンボックスカーで移動していますが、他にも、アストンマーティン、レンジローバー、ポルシェ・カブリオレなど外国産の高級車を複数台所有しています。中でもプライベートで愛用しているのが、イタリアの伝説のスーパーカー、ランチア・ストラトスです。イタリア美女のようなエレガントな乗り心地がお気に入りなんだとか」(前出・サッカーライター)
スーパースターたるもの、女も車も迷わずイタリア産!
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三浦知良「カズダンス」過去は許可制か マネした元横浜マリノス・城彰二氏を説教?
記事まとめ
50歳でも体脂肪1ケタ台というキングカズこと三浦知良の代名詞である「カズダンス」
かつて横浜マリノスの城彰二がマネした際「誰の許可を取ったんだ」と説教されたという
昨年大久保嘉人が披露した際は事前に許可を取っており、今は誰にでも解禁しているとも
三浦知良 驚異の「サンバな50歳」伝説11!(2)カズダンスは許可が必要!
開幕戦に訪れた実父・納谷宣雄氏が五十路を迎えた息子について語る。
「今回の試合では65分ぐらい出て、ある程度は動けていたね。ただ、年々、ケガの治りが遅くなって、以前は1週間で治ってたものが1カ月かかるようになった。60歳まで続けるって?いや、本人はそれぐらいの気持ちでやっているということでしょう」
とはいえ、そうした気持ちを持てるのも、自信があるからだろう。ド派手な言動ばかり目立つが、外見ばかりではなくスーツの下には50歳とは思えない鍛え上げられた筋骨隆々の肉体が隠されている。
「体脂肪1ケタ台という驚異的な肉体は全て節制のたまものです。40歳を過ぎてからは特に食事に万全を尽くすようになり、常に高タンパク低カロリーのものを摂取しています。カズは遠征に帯同するトレーナーのほか、専属の栄養士まで雇っていて、『これ食べて大丈夫?』と、食べる前に食事の写真を撮って、栄養士に確認しています。今でこそ、ライザップなどのダイエット法に取り入れられているやり方ですが、実はカズさんが先駆者なんです」(スポーツ紙記者)
大手グループのほうがキングカズ方式を取り入れたのかもしれない。
「シーズン中はお酒を絶ち、夜8時に就寝して6時に起きる。そんなストイックな生活ぶりは若手のJリーガーにはマネできないはず。もっとも最近は、『無理をするとかえってストレスがたまる』と言い放ち、焼き肉でもカツ丼でも食べているそうです」(サッカーライター)
ピッチ外でもカズの即効技は冴え渡る。ブラジル留学時代に、当時JALのキャンギャルだったりさ子夫人(49)をグラビアで見初めて、交際したというのは有名なエピソードだ。
当時を知るサッカー関係者が語る。
「19歳で一時帰国した際に、知り合いの記者に『このコの連絡先を教えてよ』と逆取材。当時は、まだJリーグも始まっていなかっただけに『ミウラカズって誰?』状態だったため、1週間後に事務所の電話番号だけ教えようとすると、『もう大丈夫。さっきお茶してきたばかりだから』と、まさに異次元の速攻で口説くテクを見せつけていました」
ゴールを目がけて速攻でバモラ(レッツゴー)! と猪突猛進するのは生来のストライカーの証しだろう。
カズの代名詞といえば、ゴールを決めたあと、サンバのステップを踏んで右手を掲げる「カズダンス」だ。
「最近になって、元ブラジル代表のカレカのマネをしたのがきっかけだったと告白しています。でも、かつて横浜マリノスの城彰二がマネしたところ、カズから『誰の許可を取ったんだ!』と説教された」(前出・スポーツ紙記者)
なんとカズダンスは許可制だった!
「その後、昨年、大久保嘉人がJ1得点『139』というカズ超えのゴール後に披露した際には、事前に本人に許可を取って、カズダンスを披露しています。もっとも、今ではカズ自身が誰でもマネしていいと使用を解禁しています」
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